あの頃に出会う作詞

詩が好きだったあの頃のあなた自身に出会う

人には見せることなく、ノートに詩を書きためていた。

という学生時代ではありませんでしたか?

若かりし頃は、詩人になりきって

草原のような世界を描いてみたり

はたまた届くことのない想いを詩にしたためてみたりしたことがあるでしょう?

写真に詩が載った人気のポケット詩集を読んでみたり

天使の存在を信じて、空想にふけってみたり・・・。

でも、現実の世界は、時の流れも早くて・・・。

大人になったあなたは今、そのような余裕をなくしてしまってはいませんか?

まだ若い、これから大人になってゆくあなたも
心だけが先に歳をとってはいませんか?

世の中の性善説に対して否定的な人もいますが

基本的に人は皆、善なるものに憧れを持っています。

窮地にある動物や人が助けられたなら

自分のことのようにうれしく、涙します。

人の心の温かさにふれたとき

素直に喜ぶことができる人の心。

大切な人のためには、自分にできる以上のことでも

してみたいというのが、また人の心。

本来、心は常に、美しくありたいと願い続けています。

ただ、この世界の存在は必ず両極があって存在できるという法がありますので

光があれば影があり、白と黒は同居しています。

闇をフォーカスすれば、それはだんだん深くなってゆく。

ヒーリングオブリリックスでは、心の中を素直に言葉にしてアウトプットすることで

健やかな自分自身の心に出会うことを目的とします。

時には、なぜ自分はこのようなひどいことを歌にしているのか・・・

と気づくこともあるでしょう。

アウトプットして自分の感情と向き合うからこそ、見えてくることもあるのです。

あなたが表現者を目指しているならば

自分自身が描こうとするものの内容が明確にわかったとき

覚悟と創造は一つになります。

ここ数年の世の中を見渡しますと

あまりにも感情のままに書かれた歌、

売ることを意識しすぎた歌が目立っています。

売れる歌には「毒」や「刺激」が必要ではありますが

それらが多すぎる。または無味乾燥。

何もかもが空回りして

音楽が売れなくなってしまっている。

説明が多く、何かを非難していたり

「感謝、仲間、絆」を詩的でも何でもない言葉で押し付けてみたり・・・。

それは全てトゥーマッチです。

歌・・・。

本当はもっと深いものだと僕は考えています。

古来、詩人とは哲学者のことを言いました。

ブッダなどの覚者もある意味で詩人でした。

詩人という言葉をよく見てみてください。

「言」う「寺」の「人」となりますね。

つまり、誰かの悩みに対して答えを届ける人のことを昔は詩人といったのでしょう。

歌は世につれ世は歌につれ。

歌と言葉によって世界が創られ

世界がまた歌や言葉を創る。

創るとは選ぶこととも言えます。

あきれるほどの繰り返しで今の時代があります。

言葉や想念がもたらす影響については

僕らはもう、十分に理解しているはずです。

恨みつらみを放てば、恨みつらみが返ってくる。

喜びを放てば、喜びが返ってくる。

世界は本当は、とってもシンプル。

僕は平井堅さんに「楽園」という歌を書いて作詞家になりました。

この歌については「暗い」とか「ネガティブ」とか

いろいろなことを言われてきたようですが

ではなぜあれだけ多くの方々に受け入れられることができたのでしょうか。

もちろんメロディーの力と歌声の力がほとんどのパーセンテージを占めているとはいえ

よくよくあの歌の歌詞を読んでいただけたなら、聴いていただけたなら

その芯にあるのは「愛のみ」ということに気づいていただけるのだと思います。

ただ言葉尻だけで、意味を判断するのではなく

それらが言わんとしている、本当のところは何なのか。

そのような読解力と想像力を深めるのも

ヒーリングオブリリックスの目的の一つです。

アウトプットするという行為には大きなパワーがあります。

ヒーリングオブリリックスでは、歌詞を紙にボールペンで書くことを推奨しています。

コンピューターの画面に向かってキーボードを叩いても

届かない高みがあります。

この原稿も今、僕は紙にボールペンで書いています。

コンピューターで後ほど清書をします。

そうすることで2度文面としっかりと向き合うことになります。

何よりも魂の輝きが言葉に乗ります。

あなたの想いが純粋であるなら純粋であるほど

手書きをお勧めします。

指の圧力から生まれる一つ一つの言葉。

そこにはかけがえのないリアルがあります。

あなたの思いを綴るノート。

このノートにもこだわりましょう。

せっかくあなたが始める新しい世界。

とびっきりのお気に入りのノートを探してください。

ぜひ、これだ!というノートに巡り合ってください。

ノートは、きっとあなたの宝物になります。

ボールペンもお気に入りを探してくださいね。
これらの筆記用具は高価でなくて全然構いません。

あなたが心地よくなる

あなたらしいノートとペンを選んでください。

ポールスミスはアイデアを描く時に、いつも方眼紙を選んでいたそうです。

歌詞を書くのに方眼紙はとてもお勧めです。

さあ、お気に入りのノートとペンを揃えましたか?

それでは光あふれる心のドアを開きましょう。

ヒーリングオブリリックスによってあなたの心が

少しでもときめきに躍り出すことを願っています。

もしかしたら、あなたの描いた歌が

誰かの心を癒し、誰かにとっての希望の光となることもあるかもしれません。